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また、北城老师的三生琥珀色

後の過酷なオーデ

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後の過酷なオーデ

と曖昧に答えるナカバヤシに、
そこの会長のジンナイって言うのがいるんだけど・・・、彼実は在日の2世で10年ぐらい前まではずっと日本をベースに事業をやってたらしいんだ。
ちょうどサブプライムとかで市場が混乱する前あたりだったかなあ?
事業をアメリカや韓国にもどんどん拡大させて行って、しかもあの韓国での通貨危機やサブプライムでの崩壊をうまく売り逃げたとかで、その後さらに投資家としてその勢力を拡大してたらしいんだよ。

噂ではどうやらCIAとのパイプもあったとかで、グローバル規模でのあらゆる政治経済がらみの裏情報を掴んでるってことらしい。
まあ、そんなジンナイがゼロ年代の前半より何故か手を染め出したってのが韓国でのエンタテインメント事業ってことらしく・・・、まあ、あれはどうやら国を挙げてのコリアンカルチャーイメージアップキャンペーンにも絡んでたらしい。
ほら、最近のK-POPブームはスゲエだろ?

あれって実際はワンダーガールズや東方神起以降で、もう単にひとりふたりのアーティスト人気ってレベルのものじゃないらしく。
それでまあ、そこにJNエンタテインメントがいきなり参入したってわけなんだけど。

ってまあ、それはそれで置いといてだなあ・・・、そもそもそのジンナイってオトコがそんなエンタテインメント事業なんてのに急に手を出し始めたきっかけってのがなんと、そのひとり娘であるあのユナをK-POPスターとしてデビューさせる為だったってんだから、わかるだろ?
そのユナって娘の存在の鍛練肌肉意味ってものが。

あのユナって娘は確か高校の1年までは日本の聖心女学院に通ってたなんて言う純粋なお嬢様育ちで、何を血迷ったか急にアイドルになりたい?しかも自分の親父の国の韓国で、なんて言い出したらしくて。
それから3年間、ソウルにある養成所においてみっちり歌と踊りを仕込まれてのデビューだったらしい。

そんでもってまあ、その後の過酷なオーディションの末、残りの少女倶楽部メンバーも無事に揃い、そのまま一気に韓国でブレイクって具合に上手くいったわけなんだけど・・・、その過程ではやっぱりいろいろとあっ智能廁板たらしくてね。

ほら、つまりあのユナだけがとにかく会長の娘ってことで、暗黙の了解の中特別扱いだったわけだよ、わかるだろ?
彼女だってやっぱり他のメンバーとは自然と距離も出来てしまう。
それにあの娘だけが日本人とのハーフで韓国語も片言でネイティブじゃないときてる。
そりゃあやっぱ、いろいろと内部で問題も起こっただろうし、彼女だってその間ひとり孤独になったりもしたわけで。
まあ今回の日本デビュー に向け、こっちにもたまに来てたわけなんだけど・・・、その度にまあ、俺がその相談役みたいなのになってたって言うか。
まあ、そんなこともあってこの俺へのジンナイさんの信頼もあったわけなのに、ここにきていきなりの失踪だろ。
正直俺はもう、今回マジで首を吊るくらいの覚悟だったんだよ。
冗談抜きで」
とサクヤマは一気にそう語ると、
ようし!
もう今夜はいいや、ドンペリ持ってこ~い!」
といきなりご機嫌も最高潮に達した模様。
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