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また、北城老师的三生琥珀色

事業所や大企

我ながら当時の読みは、5年後の今に繋がってると自己満)「はあ・・・、なんかまだ、ちょっとピンと来ないんですけど。
その、世の中の為にいいことが出来るってのはいいですね」
とテキトーに応えるぼく。
そのドネーションの先ってのが、ある程度は信頼できるところじゃないとね」
とマジな顔のナカバヤシさん。
そうだね。
まあ、ユニセフや国境なき医師団とか?
そこそこ名が通ってるところじゃないととは思ってる。
グリーンピースみたいに過激なところはちょっとな」
とホンジョウさん。
でもさあ、シズクちゃんもその『ハチドリ倶楽部』も・・・、どっちも知名度ないのにキャンペーンとして成立するのかなあ?」
とマキさんが釘を刺す。
そこがむしろいいとこなんだよ。
シズクちゃんにはまだ、いわゆる変な色が全然付いてないからね。
全く新しいNGOタイアップ系の、社会貢献型アイドルとしてブレイクさせるってわけよ。
その方がむしろ新鮮で、メディアとしても関心を示すっていう段取り」
とホンジョウさんはヤケに自信ありげだ。
ああ、そうそう、この企画にはまだ先があってね。
今俺らが考えてるのは、その上で一般市民から大企業に対して、NGOへの基金のための寄付の指名ができるってシステムを作ろうと思ってる。
つまり各大手の企業や団体でCO2をより多く出していそうな企業に対し、一般の人々がケータイを通して環境問題への基金を寄付するようにって訴えるわけ。
それを投票制みたいにして、追加でそのランキングも決めたりしてね。
CO2の元凶はなんと言っても事業所や大企業だからね。
俺らとしては、一般市民よりもアイツら大企業に基本、金を出させたいってわけだ。
それに企業側だって、それに応える形でそのCSR活動を自分たちのサイトを通じてPR出来るようにすれば、彼らにとっても悪dermes 價錢い話じゃないってことなんだな、これが」
とナカバヤシさんも語る時は語る。
へえ、なんかちょっと、まだよくわからないんですけど、た、楽しみですね」
と、とりあえずぼくもそれなりに、って言うかまあ気分的にはかなり乗り気になっていた。

てか、シズクちゃんのことは今後改めて詰めるってことで・・・、とりあえず今日はクリスマスだし、みんなでパーッと行きますか?」
なんて具合に唐突にナカバヤシさんが仕切り始め、
なんかお手頃なスパークリングワインでも出してよ」
とぼくに注文ってことらしい。
まあスパークリングで、シャンパンとは言わないところが、彼ら厳しい業界の現状を物語ってるってことなのか?とりあえず値段の割には見栄えの悪くないアスティというスプマンテを人数分のグラスと一緒に用意し、ぼくも含めたメンバー全員で乾杯した。
いやあ、しかしまあ、今時ドンペリとか飲むのもなあ?」
とナカバヤシさんは隣の社長軍団を妬ましげに見ながら、
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